初めて電子書籍出版されたBL小説について自己分析してみる

初めて電子書籍出版されたBL小説について自己分析してみる

2021年6月17日

まず初めに出版してくださったネットワーク出版様、素敵すぎる表紙を書いてくださった卯陀喜ぴんぽん先生に多大なる感謝を

卯陀喜ぴんぽん先生の作品はこちら

著:卯陀喜ぴんぽん
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同性愛を扱う作品は学生の頃から異性愛と同じように嗜んでいました。
そんなわたしですが、BL小説を書いた経験というのはほとんどありません。
当時の友人に誘われ、ナマモノな小説を1〜2度書いた程度。
BL小説もあまり読んだことはなく、もっぱらBLはマンガばかりでした。

わたしがそちらの世界にお邪魔させていただいた経緯は、とある先輩作家Rさんの推薦からでした。

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BL小説を書いた理由

その頃のわたしはライトノベル作家を目指し、電撃文庫・HJ文庫・ファンタジアなどに作品を投稿していました
作業通話相手を探していたときに先輩作家Rさんと知り合います。
先輩作家RさんはBL小説を数冊出していて、契約を結んでいる出版社の担当さんに推薦してくれると。
何でも書ける物書きを目指していたわたしは、目の前に到来したチャンスは掴むしかないと「ぜひお願いします」と。

そういった経緯で初めての電子書籍出版を2017年2月に果たします。
タイトルは「双子でサンドイッチラブ!〜弟の俺が兄貴にマジ惚れ〜
現在もAmazonRenta!などで配信がされています。

著:犬童ヌル, イラスト:卯陀喜ぴんぽん
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ぬる
ぬる

先輩作家Rさんのアドバイスを元にわたしなりに咀嚼し書いたBL小説です。

先輩作家からのアドバイスを盛り込んで書いてみた

作品の善し悪しや売り上げなどについてはわたしの力量によるものであることが前提です
以下、当時先輩作家Rさんからいただいたアドバイス。

  1. 最近(2016年当時)のBLの流行・人気はえろえろ盛りだくさん
  2. 好きな人の比重が多いのは3Pもの
  3. 大人の女性が読むからライトノベル調の文体はウケない

1.2016年当時のBLの流行・人気はえろえろ盛りだくさん

これでもかってぐらいえろえろシーンを盛り込ませて執筆しました。
すこし読み進めただけでコトをいたしてるぐらい入れました。
慣れないことをしていることで、ストーリーがあまりないものになってしまった自覚はあります。
力量が足りない状態で背伸びをするのは大やけどするなと実感しました。

2.好きな人の比重が多いのは3Pもの

これは個人では調べきれないので実際のところはわからないのですが、3Pものにしました。
BLに限らず何か小説を執筆するときに使いたいネタがあったのも理由として大きいです。
双子の二人が一人の恋人を共有する、というネタです。
アイデアやネタを貯めておいて、そこから膨らませて書いていくというやり方をしていました。

ぬる
ぬる

現在もアイデアやネタはメモしていますが、書き方は変わったように思います。

3.大人の女性が読むからライトノベル調の文体はウケない

本当にそうなんでしょうか?
軽妙な文体や切り口でとても面白いBL小説を多数知っているだけに、これについては当時も懐疑的でした。
売れないという意味だったのかもしれません。
そもそもライトノベル調も個人の感覚に寄るところ大きすぎて判断が難しい感じがします。

単純にわたしが不勉強で執筆力が足りなかったのは、これから先どうにか精進していきたいところです。

著:中村 明
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先輩作家による小説批評

どういう経緯かはまったく覚えていないのですが、BLではない小説を先輩作家にみてもらう機会がありました。
作家の冲方丁さんが主催している公式企画新人クリエイター発掘6社合同企画「冲方塾」というものがあります。
かつて「冲方塾」の小説部門に応募したことがありました。
応募作を先輩作家Rさんに批評してもらうことになり、以下読みにくいという評価についてです。

  • 改行が少ない
  • 句読点がなさすぎる
  • 言い回しがまどろっこしい
  • 自分が読めないものを相手に読ませるのは間違い
  • 一文の中にダッシュ(—)が多い
  • 体言止めが多い

改行が少ないについては、説明を聞き大変納得しました。
その頃別の方のアドバイスに縛られていたためか、一文でどうにか納めようする癖があったのです。
いまは怖がらず一文一文に区切ることができるようになってきています。
句読点がなさすぎるに関してもおそらく同様です。
言い回しがまどろっこしいもおそらく一文が長くなってしまっていたことに由来するのではと思います。

ダッシュについては、わたしの考えですが好みによるのではないかと思ってしまうので未だに納得していません。
おそらくRさんは、冲方先生のシュピーゲルシリーズなどは読めないのでは……? と考えてしまいます。

以下は冲方先生からの評価です。

『GO-ON 轟音』

★冲方さんからのコメント
バロットとかつての客というアイディアに、思わずこちらが緊迫の展開を期待してしまいました。バロットが熱を出して耳鳴りに襲われる描写が生々しくて良いです。
(冲方塾サイトより引用)

https://bookshorts.jp/ubukata-jyuku2015ma/2/

『Emergency summonS』

★冲方さんからのコメント
招集された場所で起こるワン・シチュエーションもの――を想定した出だしがなかなか素敵。人物描写だけなのに、どういう展開になるのか気になってしまう引きも達者です。
(冲方塾サイトより引用)

https://bookshorts.jp/ubukata-jyuku2015ma/2/

各応募作品についてはこちらの記事をご参照いただけますと幸いです。

冲方塾に投稿した作品詳細その①『GO-ON 轟音』

冲方塾に投稿した作品詳細その①『GO-ON 轟音』
2015年ぐらいに公式企画新人クリエイター発掘6社合同企画「冲方塾」に小説応募した作品についてです。マルドゥックシリーズの二次創作をするという企画でした。 ht…
blog.96nekobase.net

冲方塾に投稿した作品詳細その②『Emergency summonS』

冲方塾に投稿した作品詳細その②『Emergency summonS』
2015年ぐらいに公式企画新人クリエイター発掘6社合同企画「冲方塾」に小説応募した作品についてです。マルドゥックシリーズの二次創作をするという企画でした。 ht…
blog.96nekobase.net

かつての執筆について自己分析結果

結論から言いますと、わたしは自分の書いた小説が大好きです。
登場してくれた人物たちも大好きです。
ちゃんと活躍できるよう文章力・語彙力・描写力もろもろ力をつけていきたいと再確認しました。

そして、誰かの言葉(アドバイスも非難もファンからの愛のこもったメッセージでも)の通りに書いてはダメだという当たり前のことに気づかせてもらいました。

バクマン。」でも服部さんがファンのアドバイス通りに作品を書いてはいけない、と注意していたのを知っていたのに。

著:大場つぐみ, 著:小畑健
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わたしは媚びてしまうところがあるので直していきたいと思います。
小説を書くのに先輩作家Rさんに媚びる必要はないですもんね。
それ以外のところにおいてはさておき。

ちなみにその先輩作家Rさんにあらぬ疑いをかけられ、道具のように使い捨てされました(笑)。
BLや小説をなめている先輩作家Rさんにだけは、負けたくないなと語尾を強くしてこの記事はここまでとします。

ここまで読んでいただきありがとうございます!

ぬる
ぬる

ぐちぐち言わなくて済むような書籍作家になるべく精進して参ります!!