最初にわたくしごとなのですが、すこしお時間をください。
わたしがHTMLを学ぶために初めて読んだ本は「改訂新版スタンダードHTMLタグ講座 超入門編」という漫画仕立ての本でした。
専門的な用語やいままで知らなかったことが書かれているのに、とても読みやすくわたしにもHTMLを書くことができました。
それから試行錯誤しながら自作のサイトを作ったり、ほかの本で勉強してみたりしながらいまでは多少は理解できるようになっていると思います。
自分にとっての良書と出会えると、それまで未体験でできるとは思えなかったことができるようになったりします。
とはいっても、上述の「改訂新版スタンダードHTMLタグ講座 超入門編」は2002年に出た本なのでさすがに古すぎておすすめできません。
個人的に良書だと信じていますが、さすがに20年近くの本は古すぎます。
HTMLにもバージョンがあり、これからの主流はHTML Living Standardというものになっていくという話があります。
そこでその後、実際にサイトを作るときに参考にした書籍も含めて解説していきたいと思います。
HTMLを学びたいひとはもちろん、日常に退屈を感じているひとも、HTMLをかじって物作りをしてみるというのもいいかもしれません。
HTMLと切手も切り離すことのできないCSSについても後述します
もし「改訂新版スタンダードHTMLタグ講座 超入門編」にご興味がある方は、古本になってしまいますが、ぜひこちらからどうぞ。
「スタンダードHTMLデザイン講座 超入門編」という本ではスタイルシート(CSS)について学びました。
そもそもHTMLってなんだっけ?
HTMLとは、いま閲覧しているようなWebサイトに表示されるコンテンツの内容を記述するのに使われている言語です。
「HyperText Markup Language」の略で元々は科学者が論文を共有するために考案されたそうです。
HTMLは、Webサイトを作るのに使われているんだということが理解できていれば十分だと思います。
CSSはHTMLで作ったコンテンツを装飾するために使われている言語です。
「Cascading Style Sheets」の略で、見た目を整える役割があります。
入門におすすめしたい一冊
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「スラスラわかるHTML&CSSのきほん 第2版」は、2018年に出た書籍です。
HTML5.2に準拠した内容が学べます。
はじめに「HTML Living Standard」が主流になっていくといいましたが、おそらく今現在の主流はHTML5だと思います。
シェア調査でもHTML5の使用率の高さが伺えます。
2010年のW3Techsの調べでは全世界で現在83.8%、2017年のiNet Solutions(アイネットソリューションズ)では上場企業約3600社のうち半分が使用しているとしています。
「スラスラわかるHTML&CSSのきほん 第2版」では、HTMLだけではなくその前段階から手ほどきしてくれるので安心でした。
- Webサイトとは何か
- Webブラウザの仕組みとは
- ソフトのインストールの仕方
- HTMLとは
段階的に知っていくことができたので、すっとHTMLについて頭に入ってきました。
図解や画像も多く、視覚的に理解がしやすかったのも良かったです。
あまりむずかしいことはできるようにはなれないかもしれませんが、初学者としては高度なことを要求されずに学ぶことができたのでデメリットであると同時にメリットでもあると感じています。
カラフルでわかりやすく書かれているので、たのしくHTML/CSSを知ることができました。
最新の書籍でゼロから学びたい方におすすめの1冊
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「これだけで基本がしっかり身につく HTML/CSS&Webデザイン1冊目の本」は、2021年10月14日に出たばかりの書籍です。
Amazon.co.jp限定の早期購入特典として、2021年11月22日(月)までにご購入で「すぐにサイト作成を開始できる!HTMLスターターキット&最新技術バリアブルフォントの解説PDF」が手に入ります。
※特典のダウンロード期限は2022/02/20(日)23:59です。
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ストーリーをなぞりながら4つのサイト作成をすることで、しっかりとレベルアップが実感できる作りになっています。
SNSアカウントでは「1分で学べるHTMLとCSS」が好評です。
イラストやマンガも可愛く、楽しく学べそうな1冊です。
ステップアップしたいときにおすすめの2冊
1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門講座
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デザイン性のあるサイトを作りたいなと思い、手に取ったのがこの「1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門講座」です。
プログラミングの学習成果をまとめたポートフォリオサイトは、この本を片手に作成しました。
ざっくりとWebデザインについて知るには最適の1冊だと思っています。
↓↓わたしが本を参考に作ったサイトです。↓↓
本格的にWebデザインについて学ぶための足がかりに読むにはライトに読み込むことができるので、おすすめです。
わかばちゃんと学ぶ Webサイト制作の基本〈HTML5・CSS3〉
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アプローチがいままでご紹介した書籍とは違い、Webサイト制作の基本について学ぶことができるのが「わかばちゃんと学ぶ Webサイト制作の基本〈HTML5・CSS3〉」です。
どんなサイトを制作するのか? から始まり、
企画→デザイン→コーディング→公開→運用 と、サイト制作の流れに沿って理解を深めることができます。
アクセス解析やSEOなど運用する際に必須の知識についても解説されていて辞書代わりに見返したくなります。
大まかにWebサイト制作について学びたい方やWebデザイナーになりたい方に役に立つ1冊です。
あると便利な一冊
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1冊学び終えて自分のサイトなどが制作できた頃に欲しくなるのが「HTMLやCSSにこういうタグはあったかな?」がわかる書籍です。
「今すぐ使えるかんたんEx HTML&CSS 逆引き事典」は、その名の通り逆引きができるので行の高さを指定するのはどうやるんだったかな? という探し方ができます。
ネットで検索しても当然見つかるのですが、ぱらぱらっと流し見できるので知らない方法を思わず見つけられることがあります。
欲しい情報をすぐに調べられ、そうして知識を調べる度に増やせるチャンスもできるので効率的です。
HTML/CSSを学ぶには実際に作ることが大前提
どの書籍も実際にサイト作りを通じて学ぶことができる作りになっています。
手を動かしてHTMLを書くことでどうすれば自分の望む表示になるのかを考えることができます。
よく利用するサイトのような作りを再現するにはHTML/CSSだけでは不可能かもしれませんが、ひとつひとつステップアップすることが大事だと思っています。
自分にとってストレスなく読み進められる本があなたにとっての良書だと思うので、ぴったりの1冊が見つかることを心から願っています。
その助けに本記事がご助力できたらとてもうれしいです!
今回ご紹介していませんが、「本を読むのが苦手……」という方は、動画やアプリで学ぶのも手です!
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